感染性胃腸炎について

冬場、インフルエンザに続いて流行するのが感染性胃腸炎です。

 

感染性胃腸炎には

ウィルス性:ロタウィルスやノロウィルスなど、主に冬場にみられる「お腹にくる風邪」です。

細菌性:病原性大腸菌による、主に夏場の食中毒に多いものです。

 

病状では、吐き気、嘔吐、腹痛、発熱などがあります。

 

治療としては、細菌性には抗菌剤を使用しますが、ウィルス性には抗ウイルス薬がない為、

対処療法のみとなります。

 

確定診断には、便培養(肛門に面棒を入れて検査 結果が出るまで4~5日必要 保険適応)、

必要があればノロウイルス迅速検査(便を提出して30分で結果可能 自費)があります。

 

いつからどのような症状が出たか、周りに同様の症状の人がいないか、生ものや古いものを

食べていないか、医師に的確に伝えましょう。

 

食事については、症状の強いときには無理に飲食をせず、吐き気や腹痛が落ち着いてきてから

1口~2口ずつ、時間をおいて、お茶やスポーツドリンクから始めます。

吐き気が出なければ徐々に重湯や具材のない野菜スープ、症かの良いおかゆやうどんへと症状を

見ながら変えていきます。

 

ウイルス性胃腸炎の殆どは、人から人への接触や食品を介しての感染です。特に家族内感染には

注意しましょう。吐物や便の処理では空気感染もありますので、必ずマスクと手袋を着用して下

さい。また、次亜塩素酸ナトリウムを使用したトイレやドアノブの消毒、手洗いの励行、うがいで

予防しましょう。

 

学校への登校や職場への出勤は、症状が治まってから2日間が経過してからが一般的ですが、

必要な方は医師への確認の為、受診してく下さいますよう、宜しくお願いいたします。

2016年12月15日6:30 PM